35ミリカメラにフィルムを入れて、街灯を撮り歩く。現像されたフィルムは、ネガシートに収めるべく必ず6枚目ずつカットされる。
この長いフォーマットを基準にした時、1枚の写真では捉えられなかった街灯と街灯、またはその間の何も写ってない黒い闇には、自分が移動した距離、撮影した行為による時間も含まれており、自ずと時間の流れを意識するようになる。